【2018年】今年劇場で観た映画まとめ【俺的ベスト3あり】
2018年もそろそろ終わりということで、昨年に続き振り返りをしてみようと思います。
今回も家で観た作品は除き、劇場で観たもののみ振り返ってみます。理由は二つほどありまして、一つは数が増えすぎてしまうから。もう一つは劇場と家とでは印象が違いすぎるからです。
後半でよかった映画ベスト3と感想を書いているので最後まで見てもらえると嬉しいです。
観た映画をとりあえず列挙してみるとこんな感じに。
- 『キングスマン ゴールデン・サークル』
- 『デトロイト』
- 『祈りの幕が下りる時』
- 『ブラックパンサー』←MX4D・3D
- 『グレイテスト・ショーマン』
- 『15時17分、パリ行き』
- 『シェイプ・オブ・ウォーター』
- 『今夜、ロマンス劇場で』
- 『リメンバー・ミー』
- 『ウィンストン・チャーチル』
- 『レディ・プレイヤー1』
- 『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
- 『ラ・ラ・ランド』(in コンサート)
- 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』←IMAX
- 『君の名前で僕を呼んで』
- 『レディ・バード』
- 『デッドプール2』←IMAX
- 『万引き家族』
- 『ワンダー 君は太陽』
- 『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』←IMAX
- 『キングスマン』(2017年の作品を爆音映画祭で)
- 『ラ・ラ・ランド』(2017年の作品を爆音映画祭で)
- 『ベイビー・ドライバー』(2017年の作品を爆音映画祭で)
- 『ジュラシック・ワールド 炎の王国』←IMAX
- 『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』
- 『カメラを止めるな!』
- 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』←IMAX
- 『レッド・スパロー』
- 『ランペイジ 巨獣大乱闘』
- 『オーシャンズ8』
- 『カメラを止めるな!』(2回目)
- 『アントマン&ワスプ』←IMAX
- 『プーと大人になった僕』
- 『クワイエット・プレイス』
- 『あの頃、君を追いかけた』
- 『ボヘミアン・ラプソディ』←IMAX
- 『search/サーチ』
- 『ヴェノム』←IMAX
- 『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』
- 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2017年の作品を再上映で)←IMAX
- 『スマホを落としただけなのに』
- 『来る』
- 『おとなの恋は、まわり道』
- 『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』←IMAX
- 『くるみ割り人形と秘密の王国』
- 『アリー/ スター誕生』←Dolby Atmos
計46回、45作品観ました。昨年は計31回、27作品だったのでけっこう回数増えました。
今年はIMAXで観た作品が多かったです。アベンジャーズ、デッドプール、ハン・ソロ、ジュラシック・ワールド、ボヘミアン・ラプソディなどは大迫力の映像&音で楽しみたいので。
気になった話題
アカデミー賞作品賞は『シェイプ・オブ・ウォーター』
前哨戦と言われるゴールデングローブ賞ドラマ部門を獲得していたのは『スリー・ビルボード』でしたが、オスカーを獲得したのはギレルモ・デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォーター』でした。
『カメラを止めるな』の大ヒット
制作費300万円程度、無名の監督・俳優陣によって製作された映画が大ヒットを記録しました。
たった2館で始まった単独上映が最終的に300館、興行収入30億を突破。
原案となった舞台の主宰者とのトラブルなんかも含めて社会現象になったなあと思います。
樹木希林さんの逝去
是枝監督の『万引き家族』がパルムドールを受賞した同じ年に樹木希林さんが逝去されました。2013年には全身がんであることを告白し、余命が長くないことはわかっていました。そんななか死ぬまで現役で活躍された姿は深く印象に残っています。
2018年個人的ベスト3
自分的に良かった3作品を紹介してみようと思います。ネタバレ含むのでご注意。
第3位 『カメラを止めるな!』
映画館で声出して笑ったのはこの映画が初めてな気がします。
完全に情報遮断して観に行って良かった。
もともと期待値の低さがヒットの要因だと思っていて、話題になりすぎて期待値上がっちゃってたから大丈夫かなーと思っていましたが余裕で超えてきました。
伏線回収系は好きで免疫ある自負があってもこれは楽しめます。
なぜなら構成が2.5段階(最初の長回し、1ヶ月前の話を挟んでからの再現)+α(エンドロール)のものはたぶんそう無いから。
アイドルの女の子がシャイニングのジャックと同じく片足を引きずりながら斧を振り回すシーンなどパロディの小ネタも効いています。
ラストでの多幸感は低予算映画にしか絶対に出せないから価値がありますし、2018年の映画の中では異質な存在でした。
第2位 『シェイプ・オブ・ウォーター』
アカデミー賞作品賞受賞も納得の映画でした。
ギレルモ監督はメキシコからの移民であり、マイノリティの抑圧という社会風刺の要素もばっちり入っていてアカデミー賞が好きそうな感じではあります。
まず音と音楽とカメラワークで作られるテンポに非常に惹き込まれました。ヌルヌルっと進行していく感じ。
そして色を使った細かな情景描写(水&光や化粧や車など)が美しかったです。
まるでヌーベルバーグのころのフランス映画のようでした。
イライザが歌って踊るシーンは既視感あったのですが何かのオマージュなのかな?
あのシーンがあることでラストへの抑揚がついたと思います。
二人(匹)が惹かれ合ったのは偶然ではなかったことが最後の最後に分かるストーリーには意表を突かれました。
だから言葉が話せないのかと納得。
シンプルでわかりやすい話ですが非常にセンスが良く、いい映画でした。
第1位 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
アメコミ映画を1位にしてしまうと、なんだか通っぽくない気がしてしまうのですが1位なんだからしょうがない…(笑)
今作はMCU作品の中でもフラッシュバックするシーンがいつも以上にありました。
アイアンマンの新スーツ、ガーディアンズ初登場、Wakanda Forever、Bring me Thanosなどなどどれも鳥肌。
MCUと一口に言ってもガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやソーはコメディ要素がかなり強いしそれが面白さでもあります。
それを引き継ぎながらも超格好良く仕上げるルッソ兄弟の才能はすごいです本当に…
フェイズ変わってもずっと監督やって欲しいです。
2019年4月26日、ついに『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開されます。10年かけて積み重ねてきた歴史がひとまず完結すると思うと楽しみだけで無い複雑な感情が入り乱れます。もはや観るのが怖い…
が、とにかく待ちきれません。
2019年は?
デイミアン・チャゼル監督×ライアン・ゴズリングの『ファースト・マン』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』など期待作が盛りだくさんなので来年も楽しみです。
来年も今年のように映画館で観たいと思います。では良いお年を。