【保存版】おすすめChrome拡張機能14選
Google Chromeユーザーならば使わないと勿体無い拡張機能。
私自身が実際に使ってみてよかったと思う拡張機能を厳選してみました。
普段使えるものからマニアックなもの、ネタ枠まであります。
普段使いで便利な拡張機能
SimpleExtManager
他の拡張機能を色々試す前にまずこのSimpleExtManagerを導入することをおすすめします。
AutoPagerize
やたらページネーションの多いサイトってありますよね。いちいち「次のページへ」を押すのって面倒です。
ページネーションがある場合、次のページを読み込んで現在読んでいるページの下につなげてくれるのがこの拡張機能です。
OneTab
The Great Suspender
Evernote Web Clipper
Pushbullet
Google 翻訳
Full Page Screen Capture
ato-ichinen
ややマニアックな拡張機能
Stylebot
ColorZilla
Vimium
Wappalyzer
ネタ枠
愛らしいペットのハムスター。
最後に
【2019年】今年劇場で観た映画まとめ【俺的ベスト3あり】
2019年もそろそろ終わりということで、昨年、一昨年に続き振り返りをしてみようと思います。
今回も家で観た作品は除き、劇場で観たもののみ振り返ってみます。理由は二つほどありまして、一つは数が増えすぎてしまうから。もう一つは劇場と家とでは印象が違いすぎるからです。
後半でよかった映画ベスト3と感想を書いているので最後まで見てもらえると嬉しいです。
観た映画をとりあえず列挙してみるとこんな感じに。
- 『クリード 炎の宿敵』
- 『メリー・ポピンズ リターンズ』←Dolby Atmos
- 『ミスター・ガラス』
- 『女王陛下のお気に入り』
- 『ファースト・マン』←IMAX
- 『アクアマン』
- 『グリーンブック』
- 『スパイダーマン:スパイダーバース』←IMAX 3D
- 『運び屋』
- 『キャプテン・マーベル』←IMAX 3D
- 『バンブルビー』←IMAX 3D
- 『ブラック・クランズマン』
- 『スパイダーマン:スパイダーバース』
- 『シャザム!』←IMAX
- 『ビューティフル・ボーイ』
- 『アベンジャーズ/エンドゲーム』←IMAX 3D
- 『アベンジャーズ/エンドゲーム』←Dolby Atmos
- 『名探偵ピカチュウ』
- 『アベンジャーズ/エンドゲーム』←IMAX 3D
- 『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』←IMAX 3D
- 『アベンジャーズ/エンドゲーム』
- 『メン・イン・ブラック:インターナショナル』←IMAX 3D
- 『X-MEN:ダーク・フェニックス』←IMAX
- 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』←IMAX 3D
- 『天気の子』←IMAX
- 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』←IMAX
- 『アド・アストラ』←IMAX
- 『ジョーカー』←IMAX
- 『ターミネーター ニュー・フェイト』←IMAX
- 『ドクター・スリープ』
- 『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』←IMAX 3D
計31回、27作品観ました。昨年は計46回、45作品だったのですが昨年より忙しく回数は減りました。
今年は去年以上にIMAXで観た作品が多かったです。映画館に行く意味=IMAXで観られるからになりつつあります。
あと邦画がほぼゼロですね…嫌いなわけじゃないんですがなぜか…
気になった話題
アベンジャーズとスターウォーズが完結
2019年には現代ハリウッドSFシリーズの二大巨塔と言えるふたつのシリーズがいったん完結を迎えました。はたして偶然なのかは知りませんがすごい年になりました。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の大ヒット
ジェームズキャメロン監督の『アバター』が持っていた27億8970万ドルの記録を超え世界歴代興行収入記録を塗り替えました。それまでの1位2位がどちらもジェームズキャメロン監督だったのですがついに塗り替えられました。ちなみにそれまでしばらく2位だったのは『タイタニック』でそれを塗り替えたのが『アバター』だったのですが、これは初の3D映画によるところが大きいと思っているのでなおさら今作の凄さを感じます。
2019年個人的ベスト3
自分的に良かった3作品を紹介してみようと思います。ネタバレ含むのでご注意。
第3位 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
ついにタランティーノの良さが腹落ちしました。
自分にはまだ監督のこだわりのほんの一部しか理解できていないのだろうけどとても面白かったです。
THE RIVERの特集記事で予習してから鑑賞して良かったです。
1960年代のロサンゼルスについてはもちろん、特に題材の事件とチャールズ・マンソンについての記事は必読でした。
タランティーノ本人へのインタビューでは「事件について知らなくても面白さは伝わるべきだ」と言っていると同時に、宣伝やレビューなどを見てある程度予想してもらうことを期待しているのは間違いないみたいです。
そして本作ではマンソンではなく被害者であるシャロンにフォーカスを当てることによって最終的には彼女へのリスペクトを贈っているのが素敵だと感じました。
天国でこの映画を観てほしいなあと。
鑑賞後のなんとも言えない多幸感は161分の長尺の賜物でもあります。
冗長にも思える牧場でのシーンだけれど、グッと緊張感を作るにはあれくらいゆったりしているのは大切かなと。
作り話である映画を撮影中のリックと現実にシビアな場面にいるクリフの対比が良いです。
俺の大好きなHollywoodをたくさん描いてくれて、ラスト以外の時間もずっと満たされていた気分でした。
個人的な思い出の話だけど、シャロンが訪れたFox Bruin TheaterのあるWestwoodはまさに一瞬留学していたところで、その映画館も何度も前を通っていたからなんだか感動しました。
設定は50年前だけれど今とそう変わらない雰囲気に感じます。
タランティーノ作品はまだ全然観てないので過去作品を観るのが楽しみです。
第2位 『グリーンブック』
南部の空気感とか全然わからない自分からすると、これくらいわかりやすく表現してくれるとありがたいです。
差別というテーマをコメディタッチで描きオスカーを取りきったことになんだか嬉しくなります。
前評判通りマハーシャラ・アリの演技はスーパーでした。
ムーンライトの親父感も良かったけど今回みたく時折笑顔が見たいなと。
今後さらに引っ張りだこになること間違いなしですね。
第1位 『アベンジャーズ/エンドゲーム』
あえて雑に言うと歴史の重みパンチ系映画、言い換えるとノスタルジー刺激系映画なんだけどその重みがエグすぎるかつ超丁寧。
過去21作品との関わりのないシーンは無いんじゃないかってくらい丁寧な脚本に懐古心を常に刺激され続ける3時間です。
ストレンジとトニーがコミュニケーションを取るシーンが2度あって、1度目はトニーが1400万分の1かと尋ねるシーンで、2度目はトニーと目のあったストレンジが人差し指を立てるシーン。
1度目のシーンでストレンジは直後にトニーが死ぬことをわかっていながらもいつもの無表情で「いま明かすと実現しない」と言うしか無かったわけで、そう考えるとあのシーンの重みが急激に増しました。
そして2度目のシーンはトニー自身が死ぬことを完全に覚悟した上でのキューだったと。
インフィニティ・ウォー鑑賞後の考察で最大のポイントだったのは、タイタンの戦いでタイムストーンを差し出してまでトニーの命を助けたことだったからそれがこんな熱い形で収束して感慨深いです。
アベンジャーズは各キャラの成長を長い目で見られたのが素晴らしいところで、中でもやはりトニーの成長の歴史は特別。
最初は孤独でプレイボーイで戦争兵器を作りまくってた人間が
アイアンマン1では平和への考え方を変えペッパー1人を愛するようになり
アイアンマン2で親友のローディとぶつかり
アベンジャーズで地球のために命を懸けて死にかけ
アイアンマン3でアーマー依存症から脱し
エイジ・オブ・ウルトロンで仲間と対立し
シビル・ウォーで自分の過去を知り仲間との溝はさらに深刻になり
ホームカミングで息子のような存在ができ
インフィニティ・ウォーでそのピーターを含むたくさんの仲間を失って
エンドゲームで親からの愛と子供への愛を知りながらなお全てを投げ売って死ぬ
"I am Iron Man"で始まり、"I am Iron Man"で終わったここまでのMCU、その最初と最後を担う主役に相応しい活躍でした。
2代目アイアンマンにも期待したいけどトニーは唯一無二だなと…
指パッチンで死んだ人以外が復活しないのは無理がなくて良いと思いました。
幸せなラストを迎えられた人とそうでない人がいて特にワンダやブルースは気の毒だけれど…
微妙なシーンを挙げるとするとローニン登場シーンと強すぎるキャロル・ダンバース。
日本人からすると東京のシーンはさすがに笑ってしまいます。
日本語が下手なこと自体がおかしいのではなくて、日本人と会話できるレベルの人の喋り方じゃないからおかしいというか…
キャロルについては言うまでもないですね。
今作のラストはシビル・ウォーあたりから考えてたらしいけど本当に見事でした。
ルッソ兄弟の手腕がまた証明されてしまいましたね。
出演者のインタビューから伝わってくる監督や他の出演者との関係の良さや撮影現場の雰囲気の良さもこの完成度に繋がってるんだろうなあと。
これでいったん終わってしまうことへの喪失感は大きいけど、観終わった瞬間の最大の感情は圧倒的な感謝でした。
2020年は?
タランティーノ新作やキングスマン続編、007続編、『ブラック・ウィドウ』など期待作が盛りだくさんなので来年も楽しみです。
来年もたくさん映画館で観たいと思います。では良いお年を。
Apple Watchを1ヶ月使ってみた感想
2019年9月20日にApple Watch series 5が発売され、同時に旧モデルであるseries 3が大幅に値下げされました。いままでApple Watchを使ったことはなかったのですが、友人で使っている人が増えてきていて一度は試してみたいなと思っていたのでseries 3を試しに購入してみました。
というわけでApple Watchを使ってみての感想をいくつか書いてみます。
ヘルスケア機能が充実している
Apple Watchでは心拍数を計測でき、運動の記録を正確に記録することができます。通勤通学時の徒歩からジムでの筋力トレーニングまで簡単に記録することができ、運動モチベーションを刺激してくれます。
私が購入を決めた一番の理由はジムでの運動をもっと楽しいものにしたいと思ったからなのですが、完全に満たしてくれています。
睡眠管理はAutoSleepというキラーアプリで完璧
Apple WatchアプリにAutoSleepというものがあります。¥370と有料買い切りのアプリで、なかなか高性能です。簡単にいうとApple Watchを着けて寝るだけで睡眠時間や睡眠の質などを自動的に追跡してくれるというものです。本当に着けておくだけなので一切の煩わしさがありません。結局この簡単さが一番大切。
生活リズムの振り返り、飲酒してしまったことへの反省などを意識づけできます。毎朝睡眠を振り返るのが楽しいです。
スマホを出さずとも通知を見られるのが意外に便利
すでにApple Watchを使っている友人にいい点を聞いてみて一番多い回答はこれだった気がします。
どうでもいい通知を見るためにiPhoneをわざわざ取り出すのって面倒ですよね。Apple WatchならiPhoneへの通知のサクッと確認をできます。
ちなみにLINEなどの返信をするには力不足(音声入力や限られたスタンプの送信のみ可能)なのでiPhoneを使っています。
この機能のデメリットを挙げるとすると、食事中などに画面の確認を頻繁にする人は印象がよくないという点です。おやすみモードを使うか、通知(バイブレーション)にすぐ反応しないメンタルを身につけなければならないかと思います。
充電問題、個人的にはないけど人によるかも
そんなにいじりまくらなければ48時間くらいは充電持ちます。けど心許ないので毎日1回充電しています。とはいえお風呂に入っている時にサクッと充電しておくくらいで十分に充電されるので不便は今のところ一度も感じていません。
ただ、面倒と感じる人は間違いなくいるんだろうなあとも思います。
機械を身につけるのってたのちい
これは完全に小学生の感想なのですが、小さな機械を身につけるのってテンション上がるんです。昔の感覚でいうとたまごっちに近い。あと仮面ライダーの変身ベルトとか。意味もなく触りたくなっちゃう。それだけです。
以上が感想でした。
お得な購入方法
私はビックカメラ店頭で購入しました。理由はApple Payで支払いができ、ビックカメラのポイントも貯まるからです。
というのも、12月15日まで行われているJCBのキャンペーンにて、指定のJCBカードを使ってApple PayかGoogle Pay経由で支払いをすると20%キャッシュバックとなるのです。
私はこのキャンペーンに参加するために年会費永年無料のリクルートカードをつくりました。
Apple Watch series 3は今年買ったもので一番良かったものかもしれません。series 3なら2万円程度で購入できるのでおすすめです。では。
【電話予約】NYの超人気ステーキハウス Peter Lugerの予約の仕方
おそらくニューヨークでもっとも歴史も知名度も格式もあるステーキハウス、Peter Luger Steak Houseの予約の取り方です。1887年に始まった歴史あるレストランで、日本でも有名なウルフギャングなども元来ここで修行した方の開いたお店です。
こちらのレストランはニューヨークでは珍しく現在でも電話による予約しかおこなっておりません。なので +1 718-387-7400 に電話をかける必要があります。
2019年4月5日(金)の予約を取ろうと5週間前に予約の電話をかけてみました。
結果から言うと日本時間2/27(水)の25時(現地時刻11時)ごろに電話をかけたら繋がりました。
前日2/26(木)にも24時〜29時(現地時刻10時〜15時)に15回ほどかけてみましたが繋がらなかったです。
かけたときの反応には
- 相手が通話中で、そもそも接続されない
- 回線には繋がったものの順番待ち
の2パターンがあります。1の場合はシンプルに掛け直すのみ。2の場合にはそのまま待つのみ。いたってシンプルです。
以下繋がってからの会話です(記憶を辿るので多少違うかもしれません)↓
店員「This is Peter Luger」
自分「Hello, I wanna make a reservation」
店員「When?」
自分「April 5th at 4pm」
店員「It's free if it is 15:45 or 16:15」
自分「Sorry?(聞き取れなかったので)」
店員「15:45 or 16:15」
自分「15:45 please」
店員「OK. How many?」
自分「Two」
店員「Last name?」
自分「〇〇, spell is 〇〇〇〇〇〇」
店員「Telephone number?」
自分「〇〇〇-〇〇〇-〇〇〇〇(滞在ホテルの電話番号)」
店員「OK, I secure seats at 15:45」
自分「Thank you very much. I can't wait(←蛇足)」
簡単な英語のみで予約でき、英語が得意でない自分でもなんとかなりました。
参考にさせていただいたのはこちらのブログです。
開店時刻が11:45なので、おそらくそこから30分刻みでの予約体系なのだと予想します。なお、平日の半端な時間帯での予約だったのですんなりと予約は取れ、副社長であるダニエル・ターテルがインタビューで語っていた通りディナーは6週間前に予約を入れたほうがいいという説は実証できませんでした。
電話はLINE Outを使ってかけました。LINE Outには広告を閲覧することによってのべ5分間無料で会話できるfreeプランと、課金することによって利用できるプランの2つあります。
最初はfreeプランでかけてみていたのですが、見なければならない広告が案外長くかけ直すたびに見なければいけないのがわずらわしかったので課金しました。といってもアメリカとの会話なら1円/1分なのでほんの少額だけです。
どうしても自分で予約を取るのが不安だという方には日本の代理店による予約代行サービスもあります。しかしどれも$10程度の予約手配料がかかります。旅行前の練習としてご自身で予約してみるのはいかがでしょうか?
【2018年】今年劇場で観た映画まとめ【俺的ベスト3あり】
2018年もそろそろ終わりということで、昨年に続き振り返りをしてみようと思います。
今回も家で観た作品は除き、劇場で観たもののみ振り返ってみます。理由は二つほどありまして、一つは数が増えすぎてしまうから。もう一つは劇場と家とでは印象が違いすぎるからです。
後半でよかった映画ベスト3と感想を書いているので最後まで見てもらえると嬉しいです。
観た映画をとりあえず列挙してみるとこんな感じに。
- 『キングスマン ゴールデン・サークル』
- 『デトロイト』
- 『祈りの幕が下りる時』
- 『ブラックパンサー』←MX4D・3D
- 『グレイテスト・ショーマン』
- 『15時17分、パリ行き』
- 『シェイプ・オブ・ウォーター』
- 『今夜、ロマンス劇場で』
- 『リメンバー・ミー』
- 『ウィンストン・チャーチル』
- 『レディ・プレイヤー1』
- 『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
- 『ラ・ラ・ランド』(in コンサート)
- 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』←IMAX
- 『君の名前で僕を呼んで』
- 『レディ・バード』
- 『デッドプール2』←IMAX
- 『万引き家族』
- 『ワンダー 君は太陽』
- 『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』←IMAX
- 『キングスマン』(2017年の作品を爆音映画祭で)
- 『ラ・ラ・ランド』(2017年の作品を爆音映画祭で)
- 『ベイビー・ドライバー』(2017年の作品を爆音映画祭で)
- 『ジュラシック・ワールド 炎の王国』←IMAX
- 『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』
- 『カメラを止めるな!』
- 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』←IMAX
- 『レッド・スパロー』
- 『ランペイジ 巨獣大乱闘』
- 『オーシャンズ8』
- 『カメラを止めるな!』(2回目)
- 『アントマン&ワスプ』←IMAX
- 『プーと大人になった僕』
- 『クワイエット・プレイス』
- 『あの頃、君を追いかけた』
- 『ボヘミアン・ラプソディ』←IMAX
- 『search/サーチ』
- 『ヴェノム』←IMAX
- 『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』
- 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2017年の作品を再上映で)←IMAX
- 『スマホを落としただけなのに』
- 『来る』
- 『おとなの恋は、まわり道』
- 『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』←IMAX
- 『くるみ割り人形と秘密の王国』
- 『アリー/ スター誕生』←Dolby Atmos
計46回、45作品観ました。昨年は計31回、27作品だったのでけっこう回数増えました。
今年はIMAXで観た作品が多かったです。アベンジャーズ、デッドプール、ハン・ソロ、ジュラシック・ワールド、ボヘミアン・ラプソディなどは大迫力の映像&音で楽しみたいので。
気になった話題
アカデミー賞作品賞は『シェイプ・オブ・ウォーター』
前哨戦と言われるゴールデングローブ賞ドラマ部門を獲得していたのは『スリー・ビルボード』でしたが、オスカーを獲得したのはギレルモ・デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォーター』でした。
『カメラを止めるな』の大ヒット
制作費300万円程度、無名の監督・俳優陣によって製作された映画が大ヒットを記録しました。
たった2館で始まった単独上映が最終的に300館、興行収入30億を突破。
原案となった舞台の主宰者とのトラブルなんかも含めて社会現象になったなあと思います。
樹木希林さんの逝去
是枝監督の『万引き家族』がパルムドールを受賞した同じ年に樹木希林さんが逝去されました。2013年には全身がんであることを告白し、余命が長くないことはわかっていました。そんななか死ぬまで現役で活躍された姿は深く印象に残っています。
2018年個人的ベスト3
自分的に良かった3作品を紹介してみようと思います。ネタバレ含むのでご注意。
第3位 『カメラを止めるな!』
映画館で声出して笑ったのはこの映画が初めてな気がします。
完全に情報遮断して観に行って良かった。
もともと期待値の低さがヒットの要因だと思っていて、話題になりすぎて期待値上がっちゃってたから大丈夫かなーと思っていましたが余裕で超えてきました。
伏線回収系は好きで免疫ある自負があってもこれは楽しめます。
なぜなら構成が2.5段階(最初の長回し、1ヶ月前の話を挟んでからの再現)+α(エンドロール)のものはたぶんそう無いから。
アイドルの女の子がシャイニングのジャックと同じく片足を引きずりながら斧を振り回すシーンなどパロディの小ネタも効いています。
ラストでの多幸感は低予算映画にしか絶対に出せないから価値がありますし、2018年の映画の中では異質な存在でした。
第2位 『シェイプ・オブ・ウォーター』
アカデミー賞作品賞受賞も納得の映画でした。
ギレルモ監督はメキシコからの移民であり、マイノリティの抑圧という社会風刺の要素もばっちり入っていてアカデミー賞が好きそうな感じではあります。
まず音と音楽とカメラワークで作られるテンポに非常に惹き込まれました。ヌルヌルっと進行していく感じ。
そして色を使った細かな情景描写(水&光や化粧や車など)が美しかったです。
まるでヌーベルバーグのころのフランス映画のようでした。
イライザが歌って踊るシーンは既視感あったのですが何かのオマージュなのかな?
あのシーンがあることでラストへの抑揚がついたと思います。
二人(匹)が惹かれ合ったのは偶然ではなかったことが最後の最後に分かるストーリーには意表を突かれました。
だから言葉が話せないのかと納得。
シンプルでわかりやすい話ですが非常にセンスが良く、いい映画でした。
第1位 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
アメコミ映画を1位にしてしまうと、なんだか通っぽくない気がしてしまうのですが1位なんだからしょうがない…(笑)
今作はMCU作品の中でもフラッシュバックするシーンがいつも以上にありました。
アイアンマンの新スーツ、ガーディアンズ初登場、Wakanda Forever、Bring me Thanosなどなどどれも鳥肌。
MCUと一口に言ってもガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやソーはコメディ要素がかなり強いしそれが面白さでもあります。
それを引き継ぎながらも超格好良く仕上げるルッソ兄弟の才能はすごいです本当に…
フェイズ変わってもずっと監督やって欲しいです。
2019年4月26日、ついに『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開されます。10年かけて積み重ねてきた歴史がひとまず完結すると思うと楽しみだけで無い複雑な感情が入り乱れます。もはや観るのが怖い…
が、とにかく待ちきれません。
2019年は?
デイミアン・チャゼル監督×ライアン・ゴズリングの『ファースト・マン』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』など期待作が盛りだくさんなので来年も楽しみです。
来年も今年のように映画館で観たいと思います。では良いお年を。